教育学研究科

Graduate School of Education

変化する社会に対応した2専攻 教育現場と教育科学との発展的な循環を目指す

開設以来約40年の歴史を持つ教育学研究科は、平成28年度春に変貌を遂げました。修士課程は、従来の2専攻を1専攻5系に再編し?教育の諸問題を科学的?実践的視点から捉え、学際的なアプローチによって問題に的確に対応できる人材の育成を目指しています。さらに、現職教員のリカレント教育の一層の充実を図ることにより、教育の現場と教育学との架橋を図ることも目指しています。また、新設した高度教職実践専攻(教職大学院)では、今日の社会の状況の変化に伴う課題を幅広い視点から捉え対応ができる実践的指導力や、学校?教師集団が機能的?効果的に活動できるようなマネジメント力を一層磨くとともに、高度な専門的知識を体系的に学び、リーダーとして活躍できる教員の養成を目指しています。

課 程 修士課程?専門職学位課程
専 攻 学校教育学専攻、高度教職実践専攻
所 在 西千葉キャンパス 千葉市稲毛区弥生町1-33
URL http://www.education.chiba-u.jp/ 

学際的アプローチで問題に的確に対応できる人材を育成する修士課程

学校教育学専攻では?学校教育の現代的な課題について領域横断的に広い視野を持ち、教育現場と密接に関わる実践的な学びと専門とする教科?領域に関わる先端的な知識をつなげ、教科内容等を探究し、修士論文研究を通して現代の学校教育に寄与する実践的な研究を行う能力を養います。希望する者については、海外での教育?研究活動を経験させ、国際的な視野をもって国内外の教育に貢献できる能力を養います。

さまざまな教育課題に対応できるミドルリーダーを養成する専門職学位課程

高度教職実践専攻では、学部段階の資質能力を習得した者の中から、さらにより実践的な指導力?展開力を備え、新しい学校づくりの有力な一員となりうる新人教員の養成や、リーダーとしての意欲や適性を有する教員に対して、学校経営や生徒指導等の高度な専門的知識を体系的に学び、リーダーとして活躍できる教員を養成することを目的としています。

現職教員でも修学可能なカリキュラム編成

本研究科は現職教員を数多く受け入れてきていることも特長で、昼間?夜間?土日の授業等を利用したり、長期履修制度を活用して働きながら修学をすることが可能です。また教員免許状の種類に応じた科目を履修することにより、修了時に専修免許(該当する1種免許の既取得者に限る)を取得することができます。

東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)

教育学研究科を修了後は、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)への進学が可能となります。

教員養成系大学に設置された日本ではじめての博士後期課程

本研究科は大学における教員養成の充実と学校教育の発展を目指して、我が国ではじめて教員養成系大学?学部に設置された博士課程であり、東京学芸大学?埼玉大学?千葉大学?横浜国立大学を母体として構成される後期3年のみの課程からなる独立研究科です。

研究の中心は教科教育学の発展を主な目標とし、学校教育の主要部分である各教科教育の目的?内容?方法等の研究を高度化し、さらに学校教育の場面で生じている課題の解決を目指した現実的な研究を活性化させ、学校教育のより一層の充実に結びつく研究を展開することを目標としています。