国内アスペルギルス症の原因菌種に新知見~病原菌の祖先についても解明~
2025年07月04日
研究?産学連携
千葉大学真菌医学研究センターの柴田紗帆特任助教、高橋弘喜准教授らの研究チームは、日本国内でこれまで未報告だった真菌種 Aspergillus latus(アスペルギルス?レイタス、以下A. latus)が、実際には過去10年間にわたりヒトのアスペルギルス症の原因菌として存在していた可能性を明らかにしました。この成果は、アスペルギルス症の診断精度向上と新たな治療戦略の開発に寄与することが期待されます。
本研究成果は2025年6月10日付で国際学術誌Medical Mycologyに掲載されました。
-
図1:?A.latusの特徴