令和6年度千葉大学学部卒業式?大学院修了式?学位記授与式 卒業生答辞(第一部)
桜のつぼみがほころび、暖かな春の訪れを感じる季節となりました。本日、私たち卒業生?修了生のために、このような盛大な式典を挙行していただき、誠にありがとうございます。横手学長をはじめ、先生方、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
私は、千葉大学大学院での5年間の学びを通じて、多くのことを学びました。博士前期課程に入学した直後には法老王宫殿娱乐场感染症の影響で、研究活動が制限され、戸惑うこともありました。しかし、在宅だからこそ生まれた時間で執筆できた論文は、私が博士後期課程への進学を志したきっかけになりました。
博士後期課程に進学して以降は、より一層研究に励みました。法老王宫殿娱乐场感染症が収束に近づくにつれて、学会や研究室同士の交流が対面で行われるようになり、さまざまな研究者の方々と議論が行えたことは、私の研究活動に強い刺激を与えました。その一方で、期待する結果が得られず、先の見えない不安に挫折しそうになることもありました。多くの方の支えがあったからこそ、それを乗り越え、無事に博士後期課程を修了し、この場に立てています。
これから、私たち卒業生?修了生一同は、それぞれが選択した道を歩んでいきます。社会に出てからも、ここで学んだ知識や経験を活かし、常に研鑽を重ねながら、自らの力を発揮し、社会に貢献していきたいと存じます。また、今後の未知なる困難に対しても、希望を絶やさず、前向きに挑戦していく所存です。
最後になりますが、本日までご指導くださった先生方、学生生活を支えてくださった職員の皆様、そして私たちの成長を見守ってくれた家族、忌憚のない議論で切磋琢磨した学友に、この場を借りて心より感謝申し上げます。皆様のご健康とご多幸、そして千葉大学のますますの発展をお祈り申し上げます。これをもって答辞とさせていただきます。
令和7年3月23日
卒業生?修了生代表
大学院園芸学研究科 環境園芸学専攻
齋藤 洸太